基本的な債務整理の流れについて

債務整理を決断することがありますが、まずはその流れをしっかりと把握しておくことが大切です。こうすることで上手に手続きを進めていくことができます。実際の借金の大きさや返済することができる金額によって、手続きの方法などが異なってきます。したがって詳しいことに関しては専門家に相談をするのがおすすめです。

まずは弁護士に相談をします。借金返済問題を解決する際には専門家に依頼をしますが、この場合弁護士か司法書士と言うことになります。しかし司法書士の場合には１４０万円未満という少ない金額の整理しかできないということをしっかりと頭に入れておきます。したがって基本的には弁護士に依頼をする方が安心です。

相談をして正式に依頼をするという形になれば、委任の書類を作成します。債務整理の場合にはお金に困っていると言うことから費用に関して心配しすぎる必要はありません。最近では分割払いをすることができるところも多くなっているので安心です。債務整理の受任が行われれば、受任通知を発送します。

そして各金融会社における借り入れと支払い状況の履歴票を弁護士が集めるという流れになっています。取引履歴をそろえることができれば、利息制限法に基づいて金利の引き直し計算が行われます。整理方針が決定され、金融機関との交渉が始まります。交渉が成立すれば和解契約書を結び、全ての業者との和解が成立した時点で任意整理が終了と言う流れになっています。