債務整理の流れについて知っておくこと

債務整理とは、払いきれなくなった借金を減額、もしくは免除してもらうための手続きを行うことです。債権者との交渉が必要となり、また時には裁判所への申請も必要となることから、弁護士に依頼するのが一般的です。気になる弁護士費用ですが、元々お金が無いわけですから成果報酬という形の分割払いとなります。そしてまずは債務整理の流れとして弁護士に相談することになります。

現場を詳しく説明して幾つかの方法がある債務整理の中でもどれを選択するのか提案を受けることになります。それは現在の収入の額によっても変わるものとなります。無収入であれば必然的に自己破産という流れになります。全ての財産を失う代わりに借金も全て無くなります。

ただし今後はしばらく借り入れはできませんし、また就職するにしてもある程度の制約がつくことになります。そして収入があれば、どのように返済していくかを検討する流れとなります。まずは現在残っている債務と、これまでの返済履歴を全て調べることから始めます。過払い金があったならば、その返還申請を行うことになるからです。

もし債権者がそれに応じないということであれば、裁判を起こすケースもあります。そして次に、無理のない返済計画を立てて債権者と交渉することになります。その手続きは全て弁護士が行います。上手く話がまとまったならば、だいたい3~5年の分割払いという形で支払いを行うことになります。

その支払い相手は債権者ではなく、弁護士になります。そこから債権者達へ分配されて支払いが行われることになるわけです。

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